青リロ今から始めて友達できるのか?

 GGXXのボリュームゾーンというと統計的には青リロなわけですが。

 俺のモノの考え方の中心にはゲーセンでのストII体験があるんです。学校、会社、家庭以外に街ブラとゲーセン、電車の中なんかも日本の特殊な社会のひとつだと思います。

 極端な話、家にいるとオタクでゲーセン行くとヤンキー。でオタクとヤンキーの接点にゲーセンでの格闘ゲームがあるような気がします。ゲーセンにはオタクとヤンキー以外にも大人が来たりもします。サラリーマンから建設現場の人やトラックの運ちゃんにその大人の過去もまたオタクかヤンキーであるかも知れず、それでまあゲームで遊びに来ているだけだから対戦をガチでって言われても付き合えないのが普通ってところで、付き合えないだけの大人を子供ながらに負かして「俺つえー!」ってなったままゲーマー同士まったく馴れ合わないで対戦でしのぎを削る、それが俺の思う格ゲーマー。

 それが格ゲーマーが真摯にゲームをするが故にゲーセンはインカム収益が上がり、行くと誰かがゲームしているという「さびしんぼ」の集会所であり、そして付き合えない大人と言ってしまった人の中にも懸命にゲームをする格ゲーマーに感銘して、付き合ってくれる大人格ゲーマーもまたいるわけです。

 それで、自分もそういう大人格ゲーマーにならんとするなら、相応に負けられるカネを財布に入れて挑みに行くか、勝てるように練習とか攻略をするかになります。ただ、ゲーマーはお小遣いを持っていない人もいて、負けたら帰るか立ち見しかなく、勝率的には負けても財布のカネが残機になって居座る感じのタチの悪い人であった時期が俺にはあります。

 そのへん、先輩はどうだったか思い返してみると、ゲーマーしてたストIIXが懐かしいストZERO3のX-ISMでV豪鬼に負けて俺は彼らの友達としてその愚痴を聞いていたけど、V豪鬼を使う若者には負けておいて立ち見して、いなくなったらみんなでZXで遊んでいました。

 まあそうすると、統計的にたくさんいるであろう青リロプレイヤーから腕の合う話の合う仲間を見つけて遊ぶということも考えられるのですが、そうじゃなくて「上手いエディかっこいい俺もやりたい」みたいなのが衝動としてあるわけで、GGXの時にキャラくじ引きでアクセル選んで、GGXXでちょっと勝って、青リロくらいでいよいよやりこみもお金の工面も出来てきたギルティ勢が友達の輪も広げながら大会などのイベントの手伝いもあって、青リロ勢がいるわけです。

 そこをリアルタイムつまり実時間というか流行当時に巻き戻して考えて、そろそろゲームやめて仕事に打ち込まなきゃとなった俺は暇のある仕事を選べなかった敗者であって、先に書いたけど建設現場やトラック運ちゃんでも趣味がゲームで格ゲーマーと張り合えるくらいの腕の人は何人かいたわけです。当時の友達にもコインパーキング定額駐車場の装置設置点検などの仕事をしながらバーチャ4で段位を取るくらいの人はいたし、自分はそん時PS2を買って練習してゲーセンにも行ってラウで三段でした。

 それに対して、今はゲームをしたいなら出来る十分な時間はありながら、テレビ見たりギター弾いたり、こうしてブログを書いて、通勤していないので在宅ワークは出来ないかとOSS活動から求人を見たり、ブログの収益化としてアフィリエイトのたねまきなどをして、気付いたらゲームをしていない、全然していないことは無くてむしろスーファミ、サターン、ゲームボーイ、DS、PS2など色々遊ぶ故ゲーセンの格闘ゲームに全集中とはいかないって感じになってます。この属性こそゲームオタク。

 そりゃゲーム機1台にソフト1本という感覚の人からは贅沢しすぎという感じで距離が出来て、このブログでも長いことカプエス2の記事を続けたことはあるのですが、同じように青リロでも各キャラ使いこなして、それで対戦もしてとなると1本当たりのプレイ時間と言うかやりこみ量、攻略の深さやコンボなどの技量面で差の付くゲームだから、やればやるほど勝てて面白いってサイクルも成立するんだと思います。

 そこで、青リロは格ゲーコミュの中でもGGXX系で最多と思われますが、とっくに新作に移行して夢中で遊んでいてコミュが情報更新に追いついていないのか、それとも今でも青リロで全然問題ないよって感じで、今から青リロやりこむぜ!って俺を受け入れてくれるのかというところは、まあ俺が人として付き合うに値するかって属人面もあろうかとは思うけど、簡単に言うと「今更でも頑張るから仲良くしてねっ!」です。


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