ジョー東といえばナンチャンの持ちキャラだ。ナンチャンはストIIでは本田とケン、ダッシュでサガット、餓狼でジョーだったが龍虎の拳は確か遊ばずSTGのビューポイントを「ビューポの拳や!」と謎にネーミングして遊んでいた。俺らは奈良学園の同級生組だが、ナンチャンは帝塚山なのに何故か学校の友達がおらず下校時に途中下車して俺らの遊びグループに混ざりに来ていた。ヴァンパイアではサスカッチ、ギターとラジカセを持ってきていて好きなバンドはウルフルズ。俺とは仲の良さで言うとケンカになることが特にゲームで多かった。だが、負けて引く同級生よりは最後まで噛みついてきた割に周りには「負けてやっている」と言って、店のおばちゃんもそれを信じていた。
んでまあ誰も知らない昔の仲間の話は置いておいて餓狼スペシャルのジョーってどうなのというと餓狼2より避け攻撃が遅くなり、コンボの恩恵がある以外は何も変わっていないキャラなのだ。タイガーキックの発生が少し早くなっているとかあるけど。
持ちキャラでも無いのに攻略するのもどうかとは思うが、龍虎の拳2をSFCから抜いて箱にしまい、餓狼スペシャルを出してセット。どんどん勝ち抜いてローレンスまで進み、そこで負け。ちなみにローレンスを持ちキャラにしていたのはヨシイ君だ。
俺はまあ、勝つという意味では勝っていたが、ストIIの頃は全キャラダイアグラムまでやりこんだわけで、自慢でも無いが他人のキャラまでひとりで全攻略していた。その上でガイルかダルシムかという所になったのだ。ストIIターボや餓狼スペシャルになると、その頃培った格闘ゲームのセンスだけで、攻略として煮詰めたわけではない。
そして餓狼スペシャルも餓狼2との比較とコンボが入るようになって強くなった飛び込みを主体としていて、しかしストIIにリュウの小足連打のピヨからピヨがあったとしてリュウが強いかというと、ダルシム・ガイルになったわけで、餓狼スペシャルでジョーは強いという話がなかなか飲めなかったのはコンボが普通だからだが、間合いの取り方を始めとする戦い方の変化でジョーの戦い方も餓狼2から餓狼スペシャルに合わせたものをちゃんと考えたかというと、勝っているからというのを理由に論理としては間違ったものでも押し通していたとは思う。振り返ってという意味で。
まあ、今日のワンポイント、ジョーと言えば離れてハリケーンアッパーか近づいて小パンチスライディングが狙い目だけど、ひとり目の相手をアンディにして、アンディが歩いて下がるところを「ジョーがもし避け攻撃を出したらギリギリ当たる間合い」をキープして歩けば、飛翔拳にも残影拳にも対応して、そこから安全にハリケーンアッパーを打ち出せてリードを取れる。
離れてハリケーンアッパーは離れようとするところを読んで飛ばれると安全でないから、離れて飛びを警戒して打ち出してもライン移動や相殺でイーブン以下の選択肢になることもある。対して避け攻撃の間合いをキープしていたら、相手から飛び道具を打とうとした時に飛び込みコンボも警戒させられて、その間合いではハリケーンアッパーももちろん相手の飛び込みが届くし危険なのだが、避け攻撃でのけん制が効いていて、近くて避けるのも難しいので駆け引きが生まれる。
この戦い方で進んで反対にハメ技だけで勝っていたローレンス相手に悩まされる。
コンティニューは敢えてしなかった。12連勝で今日は十分だと思ったからだ。
餓狼スペシャルの攻略というかダイヤグラムはウチのブログでストIIターボの次に読まれるコンテンツだし、俺の最近の趣味がバーチャ4、GGXX、マヴカプ2と見事に時代から1周遅れでも、まだまだ新宿ゲーセンミカドで餓狼スペシャルの大会が動画で届いたり、格闘ゲームとして分かりやすくて皆が面白いと思う所、思い返しても多くの友達と盛り上がったところというと俺らは初代ストII、餓狼2、龍虎の拳あたりだったが、その世代はどっちかというとファミコンの話などの方が盛り上がり、スーファミからゲーセンで格闘ゲームといったところが対戦で盛り上がるのがストIIターボ、餓狼スペシャルといったところなのだろう。
せっかくブログを作って統計を取って、数字を読んでストIIターボと餓狼スペシャルというトレンドが掴めたのだから、それを俺の好みで新しいゲームに引っ張って行こうと舵を取るのではなく、皆がまだまだターボや餓狼スぺで遊ぼうと読んでいる気がして、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!とジョー東の攻略を初めてみたのです。